2013.03.09
経営
ここ数年お願いしていた美容師さんが退社してしましました。
だからというわけではありませんが、今日はサービス業と顧客満足度について。
美容院、エステサロンなどのサービス業と他の業種との主な違いは、従業員である美容師、エステティシャンが顧客と直接接して提供するサービスそのものが商品である点です。
サービス業では、とくに従業員が顧客満足に与える影響が高くなります。
美容師次第で顧客の持つ印象が変わってきます。当然、顧客は髪を切ってもらうなら高いカット技術があり、やる気のある人にお願いしたいと思います。
その意味でも会社から従業員へのマーケティングが必要になります。このようなマーケティングをインターナルマーケティングといいます。
具体的な内容としては主に3つ挙げられます。
①モチベーションアップ
②能力開発
③標準化
モチベーションアップには、指名制度、平等な報酬や目標達成へのインセンティブ、経営者との直接対話の機会を与えるなど。能力開発には、講習会への参加、階層別研修など。標準化には、業務のマニュアル化や機械化などが一般に挙げられます。
美容院は、金銭的な事情や徒弟制度的な考えが残っている場合もあり、従業員に対する施策が十分でないケースが多く見受けられます。
しかし、重要なのは、お金をかけずにできる施策を実施するなど、会社が従業員のことをちゃんと考えてくれていると、「従業員が感じるか」どうかだと思います。
人に関わることはなかなか一筋縄にはいきませんね。
さて、次の美容師さんをまた探したいと思います・・・
2013.03.09