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税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと

2014.04.01

税務会計

今日から消費税率が8%に引上げられました(価格表示のしかた)

4月1日から税金の仕組みもいろいろと変わりますが、やはり一番影響が大きいのは消費税率8%ですね。

昨晩はテレビのニュースで0時を迎えるときにカウントダウン表示されていました。0時ちょうどにガソリンスタンドで価格の貼り替え作業をしている模様が映し出されていて、ちょっと正月気分でしたね・・・。

前回の消費税率5%への引き上げは平成9年です。私はまだ15歳でそれほど意識していませんでしたので、今回はいろいろと新鮮でした。

近所の100円均一のお店は通常10時オープンのところ、今日は表示変更作業のため13時オープンだそうです。

価格表示については、今回お店側の負担に配慮して特例を設けたことで、いろんな表示の仕方がされていますね。

 

消費税は内税表示?外税表示?

平成16年に消費税の総額表示が義務づけられて以降、これまで消費税は内税表示しか認められていませんでした。

内税表示とは、

10,500円(税込)

10,500円(税抜価格10,000円)

10,500円(うち消費税額等500円)

という形式ですね。

今回、消費税率の引き上げに伴い4月1日に値札の貼り替え等を一気にしなくてもいいように外税表示が認められることとなりました。

外税表示とは、

10,000円(税抜価格)

10,000円(税別)

10,000円(本体価格)

10,000円+税

10,000円+消費税

という形式です。

表示されている価格が税込と誤解を招かないような表示でなければいけません。

個々の値札を税抜価格だけで表示したい場合は、目につきやすい場所に税抜価格であることを分かりやすく表示しなければいけません。

10,000円

「当店の価格はすべて税抜表示となっています。」

 

そのほか、税抜価格を強調して表示することも認められていますが、いずれもそれが税抜価格であることが消費者にわかりやすく表示されていなければいけません。いわゆる税抜価格として端数価格を表示する場合ですね。

9,800円(税込10,584円)

 

外税表示が認められるのは、いまのところ3年後の平成29年3月31日までとなっています。8%、10%と続けて引上げがあるのでそれが終わるまでは、ということですね。

 

久しぶりに外税形式で商品価格が表示されているので、会計のときに思ったより高かったなぁと最近思ったりしますね・・・(^^;)

2014.04.01