2014.05.16
インスピレーション
yahooグループのサービスが終了して、googleグループや他のメーリングリストに移行した組織や団体は多いと思います。
メーリングリストの一番いい点は、メールさえできれば誰でも利用できることです。
現在、たくさんのグループウェアがあり、あえてメーリングリストを選択することも少ないのでしょうが、「ログインして予定を確認してください」ということさえ気をつかう場合もあるでしょう。主に年配の方が会員に多い場合ですが、私も予定を確認するくらいでいちいちIDとパスワードを入力するのは面倒です。
だからといって、コンピュータがあまり得意でない方を排除してしまうのは、団体にとって大きな損失です。コンピュータのことは知らなくても、長い人生経験に裏打ちされたノウハウを失うことになってしまいます。
そのため、今までのようなメーリングリストへ移行するケースが多いのでしょうが、やはりスケジュールやファイル管理などに不満はあるでしょう。
そういう場合、グーグルサイトを使って情報を管理してはどうでしょうか?
現在、グーグルではたくさんの無料webサービスを提供しています。一番有名なのがGmailでしょうか。また、スマホのカレンダーと同期できるgoogleカレンダー、googleマップやyoutube、メーリングリスト機能のgoogleグループ、写真もweb上で保管でき、googleハングアウトを使えば同時に多数の相手とテレビ会議のようなこともできます。そして、googleドライブでは文書作成や表計算、プレゼンテーション、アンケートフォームの作成、ファイル保存など非常に多くのサービスを提供しており、常に改良が進んでいます。
そのようなwebサービスを単体で使用しても十分活用できるのですが、組織で利用する場合、ぜひグーグルサイトの利用をオススメします。
グーグルサイトでは、上記のようなwebサービスを一元管理することができるからです。
組織の予定を管理しているカレンダーを貼り付け、マップで所在地の表示を簡単にできます。写真の共有も簡単で、アンケートフォームも同じページに作成できます。
一度はgmailを利用したことがある人が多いと思いますので、googleアカウントは持っているはずです。すでに経験したことがあるサービスであれば、心理的ハードルも低いですしね。
そして、それらのサイト作成作業や管理作業は驚くほど簡単です。
誰でもできるので、引継も簡単です。いいサイトを作っても作った人にしか更新できなければなかなか続かないのではないでしょうか。
メーリングリストから一歩進んだ情報共有を目指すなら、一度使ってみてください。
2014.05.16