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税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと

2014.10.28

経営

「中小企業診断士試験」二次試験と再現答案

先週の日曜日は中小企業診断士試験の二次試験を受験してきました。

企業診断の事例を4つ、80分ずつ一日がかりで行う体力勝負です。

8月に行われた一次試験の合格率が23%。二次試験の合格率は前年18%で大体20%前後。

平均60点以上で合格といいながら、最終合格者が約1000人になるようになっていて実質競争試験なのは、税理士試験と同じですね。

そのような落とすための試験であり、模範解答もないので、自信を持って解答できたとはいえないのが難しいところです。
中小企業診断士は国家資格ですが、資格をとったところで税理士のように独占業務はありません。

にもかかわらず1年で1000時間の勉強を要求する試験に挑戦する方は多く、一次試験の申込者数は19538人です。

「資格だけもっていてもだめだよ。」

世間ではよく言われます。その通りだと思います。

しかし、平日の夜や休日を使って年間1000時間も勉強し、年に一度の本試験に向けて真剣に取り組むことは決して無駄ではないと断言できます。

中小企業診断士試験を受験しなければ、ここまで真剣に経営戦略や組織論、人的資源管理、マーケティング、生産統制、販売管理、物流戦略、中小企業政策、ロジカルシンキングやロジカルライティングを勉強しなかったでしょう。多くの人にとって試験に合格するために勉強するのと、ただ単に研修を受けるのとでは真剣さが全く違うはずです。


もう一つ、私は3年前に税理士試験に合格しましたが、難関資格をとるメリットは「新しい業界に出入りできるようになること」だと思います。

税理士の仲間が増えるのももちろんそうですが、知り合える人が明らかに変わってきます。弁護士、司法書士、経営者など、とりあえず自分の話を聞いてくれるようになります。そこからが勝負なのはもちろんですが、まず入口に立てるようになるということはとても大事です。

中小企業診断士の場合はいろんな業種の方がいるので、今まで知り合う機会のなかった人と仲間になる点が面白そうですね。
とはいえ、結果は12月ですので気楽に発表を待とうと思います(^^;)

試験終了後、再現答案を作成しました。的外れな解答が多々見受けられると思いますが、せっかく作ったのでアップしておきます。

2014本試験再現答案.pdf

一段落ついたので、12月までまた新しいことに挑戦していきます!

2014.10.28