本日、中小企業診断士に登録することができました。
中小企業診断士2次筆記試験に合格してから、口述試験、15日間もの実務補習というなんとも大変期間を過ごし、ようやく登録です。
中小企業診断士は、経営コンサルタント唯一の国家資格です。経営コンサルタント自体は誰でも名乗れるので、色んなレベルの方がいらっしゃいます。対して、中小企業診断士試験は最終合格率4％程度の国家試験であり、合格者には一定の資質が担保されています。
もちろん、資格だけで能力が担保できるものではないですよね。中小企業診断士ではないコンサルタントで素晴らしい方もいますし、中小企業診断士でも今ひとつの方もいらっしゃいます。
そんな中、この資格をとってよかったと思うのは、大手企業に勤めている方も取得しており、様々な活動をする中で一緒に仕事ができることです。大手メーカーで工場の生産管理を担当されている方は、やはり私がいくら勉強しても太刀打ちできない知識を持っているし、企画提案に関しても広告代理店の方が持っているスキルには感心させられます。一方で、私は税理士として税務会計に関する知識を提供できるとともに、中小企業のニーズや成長過程を理解しているというのが、他の中小企業診断士に提供できる価値だと考えています。
そのような様々な分野で活躍する中小企業診断士たちが互いに情報を提供しあって、起業家や中小企業をサポートしていく。そのネットワークを構築することができるのが、中小企業診断士資格の魅力だと思います。

さて、実は名刺は完成しています！
すべてお任せして作っていただきましたが、イメージカラーの青、そしてメガネを足してくれていい感じです。（笑）

大学生の頃から、「人の相談にのる仕事」がしたかったので、今日がまた一つの区切りとなりました。税務に限らず幅広い相談に対応できるコンサルタントになれるように、精進していきたいと思います。