2016.07.16
経営
そう聞かれてあなたはなんと答えますか?
私であれば、税理士であること。また中小企業診断士であること。
ExcelやITにも詳しい。
そういった目に見える資格やスキルがアピールしやすいですね。
でも、一歩踏み込んで考えると、自分では「学び続ける力」だと思っています。
そして、自分が強みだと理解しているものは、アピールしようとしますよね。
せっかくの強みですから、積極的に使いたいわけです。
たとえば、就職や転職活動。
また、営業の際にもアピールする材料としていると思います。
自分が強みだとおもっているものは、既に使っていて今の自分があるわけです。
今の状態をもっと劇的に変えたいと思ったとき、どうすればいいのでしょうか?
資格の学校に通い、資格を取得する。
それも一つの手段かもしれません。
でも、強みを自分の外に求める場合、大体において、それで満足できず、また新たな資格を取得したりすることが多いように思います。
実は、自分の気づいていない強みにこそ、自分を変化させる大きな可能性があります。
たとえば、私は自分自身では気づいていませんでしたが、「情報を整理して文章にする能力がすごい。」と言われました。
一人に言われたときは、嬉しいながらも素直に受け止められませんでした。
でも、数人に言われるようになると、きっとそれは自分の強みなんだと気づきます。
そして、それは資格のように目に見える強みなどと組み合わせると、自分にしか生み出せない強みになる可能性を秘めています。
そんな自分の強みを正直に伝えてくれる人はいますか?
そして愛をもって、強みではないものを指摘してくれる人はいるでしょうか?
そんな人と出会い、関係をつくることができれば、それはきっと財産です。
そして、変化しようとするあなたを見守ってくれる存在でもあります。
自己分析は、自分一人でするものではありません。
また、就職のときだけするものでもありません。
普段はあまり意識することのない自分の強み。
久しぶりに自分の強みについて考えてみたり、誰かにきいてみてはどうでしょうか?
2016.07.16