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税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと

2017.10.07

経営

ビジネスをしていく上で必要な「あざとさ」


第2回のイノベーションキュレーター塾のゲストは大和総研調査本部主席研究員の河口真理子さん。

CSR、CSV、SDGs、ESG投資、エシカル消費、それらを深く教えて頂くとともに関連についても教えていただきました。

グローバルサプライチェーンにおいて、再生可能エネルギーに取り組んでいないことがどのようなビジネス上のリスクをもつのか。きれいごとではなく、「あざとさ」をもってビジネスのために社会環境を考える。そうでなければあらゆるビジネスが持続可能でなくなる時代。SILKがずっとお伝えしてきていることでもあります。

河口さんが経済学を学んでいた際に感じた外部不経済に対する疑問。市場では取り扱えないから考えない、という前提を疑い、それに挑戦してきたそう。今になりようやく社会も外部性の重要さを理解してきた、せざるを得ないようになってきました。

市場を外部性を含めて考えることが、「俯瞰する」ことであって、社会をシステムとして考えること。

そして、私たちは多面的であることを求められています。
仕事と家庭を分けて考えるのではなく、いろんな側面をもつ個人であることを大切にすることがビジネスにおいて役に立つ。女性がそうした多面的な物事の見方が得意、なんなら大阪のおばちゃんが最高、なんて話もありました。

理路整然とした話をするクレバーな河口さんですが、懇親会ではとても優しく相談にのってくださり、時には力強く応援してくださる多面的な存在。自分もこうありたいなぁと思う素敵な方でした!

2017.10.07