2017.11.26
経営
今日は家族でUSJへ。
4歳の下の娘も楽しめるようになってきました。
「お父さんは来なくていいよ。」と言われる日ももう間もなくかもしれませんね。。。
さて、帝国データバンクから事業承継に関する企業の意識調査(2017年)が公表されました。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p171103.pdf
同じようなデータは中小企業庁からも何度も出されていますが、あらためて。
事業承継を経営上の問題と認識している企業は7割を超えるのに対し、計画を進めているのは2割にとどまっている。
そして、4社に1社が事業承継を実施した翌年度の自社業績にプラスの影響があったと考えている。
事業承継を円滑に進めるためには、現代表と後継候補者との意識の共有の他、早期・計画的な準備や正しい経営課題の現状認識などが、重要なことととらえられている、ということです。
事業承継は税制や相続の視点から語られることが多いのですが、円滑に事業承継をするためにはそれだけでは十分ではありません。
むしろ、コミュニケーションの問題が大きい。
それをしっかりと認識して事業承継に備えるのか、株式や税金のテクニカルな側面ばかり考えて事業承継をするのかによって、その後の経営状態に大きな違いが生まれると確信しています。
事業承継は、単独の専門家や支援機関のみで取り組むものではありません。
これを機に、今までのビジネスをやり方を一新することができるチャンスでもあります。
先日お会いした経営者は50歳で事業承継を考えていらっしゃいました。
それは、会社を私物化するのではなく、永続する組織にしていきたいという想いから。
早すぎることはない事業承継。
ぜひ、長期的な視点で取り組んでいただきたいと思います。
2017.11.26