2024.09.20
freee友だちから見た田中会計顧問先インタビュー
個人事業主のエンジニアから「ひとり法人」になるタイミングで、田中経営会計事務所(以下、田中会計)の顧問先になってくださった、株式会社彩風テックデザインの宮本 美帆さん。
なんと、7人もの税理士さんにお話を聞き、その中から選ばれたのが田中会計だったそうです。宮本さんにとって田中会計はどんな存在なのか、担当の熊倉さんとお話を聞いてみました。たまに田中慎さんのつっこみも入ります。
熊倉:うちに顧問税理士を頼んでくださった決め手は、何だったんですか?
宮本:最初の面談で、ここは一味違うぞ、ってすぐに感じましたね。他の税理士さんは知り合いからの紹介だったんですけど、田中会計だけは自分で探して見つけたんです。
freeeの税理士検索ページを見ていく中で、なんとなくフィーリングが合いそうな気がして。「顧問の話はまぁどっちでもええし、今度飲みに行こう」って言われて、びっくりしました!
熊倉:田中慎さんが「友達になろう」って言ってましたね。
宮本:安心して、気兼ねなく相談できそうだなって思ったんです。慎さんって、なんかお父さんっぽいし(笑)
─ 顧問として、どういうかたちで会計のサポートをしてるんですか?
熊倉:2ヶ月に1回打合せをして、その時に一緒にfreeeの入力作業をさせてもらっています。法人化してすぐの頃は、経理の作業時間をつくるのがたいへんだったと思うんですけど、だいぶリズムができてきましたね。
宮本:そうですか、よかったです。最初はしょっちゅうレシートをためこんでしまって、罪悪感におそわれてたましたね。でも、熊倉さんが「大丈夫ですよ!」って言ってくれてありがたかったです。
定期的に打合せの時間があることで、それ以外の時は会計のことを考えなくていいのは助かりますね。おかげさまで業務に集中できています。
熊倉:今、会社としてのチャレンジの時ですもんね!
宮本:はい。これまでは売上のほぼ全てが1つの取引先からだったのですが、経営リスクや業務の広がりを考えて、その取引をやめて新たなクライアントを開拓し始めたところで。本当に正念場です……!
きっとうまく行くとは思いながらも、やっぱり売上が心配だったので、融資をすすめてもらってよかったです。
熊倉:やめるのって、かなり勇気がいると思うんです。融資を受けて、焦って仕事を取らなくていい状況を作ることで、安心して次の動きを考えられますよね。
1社に依存するのは良くないということはお互いにたびたび確認しながら、美帆さんにとってベストなタイミングをはかって、金融機関とおつなぎして。いいかたちで挑戦していただけてよかったなぁと改めて思います。
田中:税理士って、何も起こってない時は、そんなに価値を感じられないかもしれないけれど。普段は「元気かー?」くらいしか言わない。でも、困りごとが出てきた時とか事業の転換をする時には、これまでの事業の流れをしっかりとふまえて、お金まわりからサポートする。そういう存在やと思ってます。
─ 法人化されて2年と少し、振り返ってみてどうですか?
宮本:色んな人との関わりが増えて、楽しいです!法人にしたら「どんな会社にしたいですか?」って聞かれるようになって、未来のことを考えるようになりました。挑戦してよかったですね。最初は保険とかで支出が増えるのに焦って、「なんで法人なんか作ったんやろう?!」って思いましたけど。
熊倉:美帆さんって、変化に強いですよね。しなやかというか。法人化したきっかけは何だったんですか?
宮本:仕事仲間に「法人つくってみたら?」って言われて、人から勧められたらやってみたくなるじゃないですか。そしたらちょうど、一粒万倍日と天赦日が重なる日がその3週間後にあったんですよ。
「3週間で会社できるかな?」「できるんちゃう?!」っていうノリで(笑)。法人をつくったらどんな世界が見えるのか、せっかくならやってみたいって思ったんですかね。
熊倉:行動が早いですよね。何かご紹介したら、「やってみます!」ってすぐに実践されるから、すごいなっていつも思います。もう一つ、SE(システムエンジニア)のオンラインコミュニティ運営でも新たな挑戦をされていますよね。
宮本:はい、メンバーが今90人を超えました。エンジニアって群れない気質の人が多いので、大手企業で働いていても、仕事場で話し相手がいなくてさみしいって言う人もいるんです。元気なエンジニアが集まって、わからないことを教え合ったり、安心して成長できる場をめざしています。
熊倉:私たちもバックオフィスのコミュニティをやっているので、すごく共感するんですけど、コミュニティ運営ってけっこうたいへんですよね。立ち上げたのは、何かきっかけがあったんですか?
宮本:プログラミングスクールのお手伝いをしていた時、SEの方から相談を受けることが多かったんです。その場で色んなアドバイスをしても、後のフォローができなかったら、あんまり意味がないんじゃないかなと思って。継続的にサポートできる場があったらいいですよねって話をする中で、「やってみたら?」って言われて。
熊倉:やっぱりチャレンジャーですね!
宮本:そうなのかな。皆がいきいきと交流しているのを見ると、嬉しいんですよね。未経験からSEになった方が安心して相談できる場になっているし、頼られる方も喜んで教えてくれていて。私も、たとえば今後もし子どもが産まれたら、コミュニティの皆に助けてもらえるだろうし。
スクールやコミュニティで色んな人と関わって、色んな人生を背負ってるなっていう感覚があるんです。法人にしたことで、心構えが変わりましたね。
熊倉:すごいです。私が美帆さんに色々相談したい。
田中:ほんまやな。そういう関係性で仕事ができるって、ありがたいよね。
宮本:こちらこそです。ちょっとずつ自信もついてきて、挑戦してる時が一番楽しいなって、最近思うんです。まだまだ頑張ります!
熊倉:なんか、半年前よりも力がみなぎっている感じがしますね。美帆さんは、新しい環境を自分で作って、その中で成長していく人ですね。まず行動する。そこが素敵だなと思います。
田中:税理士の仕事のいいところって、長いスパンで伴走できるから、事業者さんの変化を見られることやと思うねん。これまでの経緯を知った上でサポートできるから、お客さんも安心やろうし、僕らもやりがいがあるよね。
だからうちは、年に1回確定申告の時だけっていう契約はしてなくて。「事業計画を見てください」っていう相談も受けたりするし、うまく頼ってほしいな。
宮本:なるほどー。頼もしいです。女性のエンジニアからキャリアの相談を受けることも多くて、アドバイスをするからには、私自身が体現してないとなって思うんですよね。
将来的には子どもを育てながらしっかり稼いで、右肩上がりでやっていきたいです!改めて思うんですけど、こんなに話を聞いてくれる税理士さんはなかなかいないですよね。
田中:税理士としての業務の効率だけを考えたら、踏み込まない方がいいんやろうね。僕らはそれぞれのお客さんの事業に興味があるし、色んな面からサポートしたいから、何でも話してほしいな。
熊倉:せっかくの機会なので、要望とか言ってくださいね!
宮本:もっと頼れることがいっぱいありそうだなって、今日わかりました。SEのくせなんですけど、きれいに整えた状態で出そうとして初動が遅くなってしまうところがあって。もっと雑談ベースで、相談させてもらったらいいんだなと思いました。あとは、また飲みに行きたいです(笑)
熊倉:もちろん行きましょう!今日はありがとうございました。
大阪から京都に来てくださった美帆さん。インタビューのあとは、さっそく近くの居酒屋へ。楽しい夜をご一緒させていただきました。
実は、美帆さんからのご紹介で、岡山にお住まいのお父様も田中会計の顧問先なんだそうです。お父様もとっても優しい方で、四季折々の美味しい果物を田中会計に送ってくださるとか。慎さんが「あつい親子やねん!」と言うのも納得です。
以上、田中会計の顧問先インタビュー第2弾でした。次回はどんな方が登場するのでしょうか。お楽しみに!
2024.09.20