2024.11.09
freee
はじめてfreee会計を使う方向けに、税理士がポイントを解説した記事を書いています。
初回の記事はこちら
freee会計を使いこなす5つのポイント①freeeの基本設計を理解する
今回最後となる5つ目のポイントは「口座を把握する」です。
口座って銀行口座じゃないの?
そう思われる方も多いと思いますが、freeeの独特の概念として「口座」があります。
freeeで言うところの口座は、銀行口座よりも広い概念でクレジットカードやamazon、square、suicaなど入出金の明細が入るハコを口座と呼んでいます。
と言われてもよく分からないと思うので、まずは預金やクレジットカードがfreeeにデータを連携できる口座と考えましょう。会社によってはレジシステムやその他の電子マネーなども口座として取り込んでいけるということを理解しておいてください。
口座で取り込んできた入出金データに対して、前回の第4回のポイントで書いたように「自動で経理」でうまく自動的に仕訳が登録されるように条件付けをしていきます。
そのためにも、自社の口座として何があるかを整理することが大事になります。
この事例の場合は銀行口座一つですが、口座を軸にしてどのようなデータの流れをつくるかを可視化するのがfreeeを使いこなすポイントです。
ラフな手書きでもいいので、まずはお金の流れを書いてみましょう。
最後に大切なことなので、スライドで書いていますが、freeeを使いこなすためには「事業用のお金と私的なお金を混ぜない」というのが、一番のポイントになります。
データを連携してきて、自動的に登録してしまう。
だからこそ、事業用とプライベートのお金の動きが混ざってしまうとfreeeがぐちゃぐちゃになってしまいます。
まずは、お金の動きを整理するところからはじめましょう。
freeeを使いこなすための5つのポイントでした!
2024.11.09