2025.01.13
ニュースレター
こんにちは、田中経営会計事務所です。
新しい1年が始まりました。
みなさまにとって明るく楽しい年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
顧問先のみなさまに、この時期私たちから多くのご連絡をさせて頂いています。
個人の確定申告が多いイメージかもしれませんが、社員を雇っている事業者など法人のみなさまを中心に1月は手続きが多くなります。主なものとして、①法定調書合計表の提出、②給与支払報告書の提出、③源泉所得税の納期の特例の納付、④償却資産税申告書の提出があります。
①法定調書合計表の提出
法定調書とは、ある一定額以上の役員給与の支給や、報酬の支払いなどがある場合に、「会社として昨年この人にいくら支払いました」ということを税務署に報告する仕組みです。
この情報を税務署は調査選定の基礎にもしますが、会社としてはこの調書を作成するのもひと手間かかります。昨今はマイナンバー制度の導入もあり、外注先からマイナンバーなどの個人情報を集めたりする必要があります。
②給与支払報告書の提出
昨年社員にいくら給料を支払ったのかを社員の住むそれぞれの自治体に報告をします。こちらをもとに各市町村は個人の住民税の計算基礎とします。年末調整で作成した源泉徴収票とほぼ同じ書類を出すだけではありますが、各市町村ごとに提出する必要があるなど煩雑な手続きにはなっています。
③源泉所得税の納期の特例の納付
新設法人やスタートアップ企業の場合も、まだ社員数が10人未満の場合には源泉所得税の納付を「納期の特例」という形で半年に一度にしていることも多いと思います。
その場合、7月~12月までに支給した給与等の納期限が1月20日になっています。
こちらは提出するだけではなく納付が必要な手続きになりますので、忘れず納付するようにしましょう。
④償却資産税申告書の提出
こちらは意外と知られていない税金なのですが、固定資産税といえば土地と建物のイメージなのですが、それ以外の機械や備品についても固定資産税が課税されます。
それを償却資産税というのですが、こちらは1月に会社から申告をし、その資料をもとに5月に各市町村から納税通知がくる仕組みになっています。
主に通常の業務に加えてこれらの4種類の手続きが必要になるので、経理担当者が1月にバタバタしてしまうことがありますが、全体としてどんな手続きがあるのかを把握しておきましょう!
12月17日、SOU-MUプロジェクトのイベントしてコクヨ株式会社様にて「第1回全日本バックオフィス自慢大会」を開催しました!
バックオフィスで働いているみなさまの頑張りをお互いに認め合おう!という趣旨でコクヨさんのご協力を得て開催しました。
当日はとてもあたたかな雰囲気になり、バックオフィスで働く皆さんの価値を共有できました。ぜひイベントレポートもご覧ください!
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そんな方を対象に、確定申告とはどういう手続きか、具体的にどのような作業をするのか、を今回お伝えさせていただきます。
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興味のある方は是非ご参加ください!
2月は個人のみなさまは確定申告ですね!不足資料を再発行してもらう場合など時間がかかることもあるので、資料の整理はお早めに。
これから寒い時期が続きますが、どうぞ体調には気をつけてがんばっていきましょう!
2025.01.13