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税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと税理士 / 中小企業診断士 / イノベーション・コーディネーターとして働く中で田中慎が考えたこと・感じたこと

2012.06.03

税務会計

パソコンを利用して所得税の確定申告書を作成している人が全体の半数(平成23年分の所得税、消費税、贈与税の申告状況)

国税庁のホームページで「平成23年分の所得税、消費税、贈与税の申告状況」に関する情報がアップされています。

 

平成23年分の所得税、消費税及び贈与税の確定申告状況等について|報道発表資料(プレスリリース)目次|国税庁

その中で、税務署のパソコンや自宅のパソコンを利用して確定申告書を提出している人の状況がグラフになっています。

ICTを利用した所得税確定申告書の提出人員の状況(表7)

img08

平成23年分では、1069万人が税務署・自宅のパソコンを利用して確定申告しているようで、所得税については確定申告書を提出した人の48.9%になっています。

 

自分で確定申告書を作成する場合、まずは国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーをおすすめします。

 

確定申告書等作成コーナー

 

平成23年分では、244万人が確定申告書等作成コーナーを利用して作成し、印刷・郵送しているようですね。

この作成コーナーはとてもわかりやすくできていて、表示される画面通りに入力していけば、簡単に確定申告書が作成できます。給与所得の源泉徴収票を入力して、医療費控除などの項目を入力すれば、特に自分で計算しなくても完成します。

 

あとは、申告書を印刷すれば、給与の源泉徴収票や医療費の領収書など、必要な添付書類のリストも印刷されますので、同封して郵送するだけです。

一度やってみれば、簡単にできることがお分かり頂けると思います。

 

それができれば、電子証明書を取得して設定すると、e-taxを利用した確定申告も作成コーナーから送信できるようになります。e-taxで送信すれば、添付書類の送付不要や還付金が早いなどの恩恵も受けられるんですね。

 

今まで手書きで申告書を作成されていた方、来年は作成コーナーを利用して作ってみてくださいね。

 

また作成コーナーの利用手順などもこちらでご紹介したいと思います!

2012.06.03