4月28日（土） 空前の“風呂”ブームがやってくる！？

映画「テルマエ・ロマエ」が公開。

古代ローマ帝国の設計技師（風呂専門）が仕事熱心なあまり、浴場のアイデアに悩み、そのあげく現代日本の銭湯にワープするという映画。漫画が原作で、原作の方はマンガ大賞と手塚治虫文化賞を受賞するなどかなりの人気のようです。これを機会に銭湯ブームに火がつく・・・かもしれません。

その他にも、朝日放送の今ちゃんの「実は・・・」という番組で『銭湯中心の江坂の夜は実は…』というコーナーで大阪の町の銭湯を紹介していました。銭湯に入った後、その周辺の飲食店などを紹介してもらってサバンナの２人が巡るコーナーで、すでに日本橋や堺筋本町などいろんな町の銭湯に行っており、若い人はあまり経験のない銭湯の世界をみることができます。

BSフジの「小山薫堂　東京会議」という番組でも現在銭湯を盛り上げようという企画で話し合いがされています。東京下町の銭湯でスタンプラリーをしたりおふろの手ぶらセットを企画したりおもしろい試みが行われています。

テレビ以外にも、女性のための銭湯イベント「乙女湯のたしなみ」では、イベント開催のほかにフリーペーパーを発行するなど積極的な活動を行っています。

各家庭にお風呂があるのが当たり前になり、たくさんの銭湯が廃業していくなかで、若い人たちが銭湯の良さを見直す動きを最近ちらほらみかけます。日本の古き良き銭湯に価値を見出す。そうした動きがぜひ定着してほしいと思います。